褒められてる気がしない褒め言葉の深層心理

「〇〇くん、まじめだよね〜」

相手は褒めてるつもりかもですが、全然褒められてる気がしない。。

そんな言葉がみなさんにもあるんじゃないでしょうか?

今回は、個人的に言われても褒められてる気がしない褒め言葉です。

 

私的褒められてる気がしない褒め言葉ランキング

第3位 いい人

いい人。

なんて便利な言葉でしょう。

何か表現に困った際に使えますよね。

「〇〇さんっていい人だよねー」

 

言われて悪い気はしませんが、テンプレ感に溢れます

他に褒める所がない場合には、最高の言葉ですね笑

 

第2位 傾聴力がある

傾聴力がある?

いやいや、違います。

主張したいことがないのです。

ただ、この場を穏便に終わらせたいのです。

昔から先生の顔を伺って過ごしていたために身に付けたスキルでしょう。

 

傾聴力という何ともふわっとした感じ。

静かにしていて、主張がない人に対してとりあえず使っている言葉の印象です。

もっと主張が必要のようです。

 

第1位 まじめ

まじめ 褒め言葉で検索するとこんな画面が表示されます。

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どうやらみなさん同じことを感じているようで。。

まじめは褒め言葉と感じにくいようです。

この言葉は、文脈によっては明らかな悪口にもなります。

しかし、この「まじめ」という言葉は、暗につまらないと言われている気がするんです。

まじめ笑くらいが丁度いい。

 

褒められてると感じないのはなぜ?

褒められてると感じられないのには2つの理由があると思われます。

※私の見解です

 

1.自分にとっては当たり前のことと思っている

褒められてるのに褒められていないと感じる1つ目の理由は、自分にとって当たり前のことだからです。極端な例を言えば、外国人が日本人に「日本語上手ですね」というようなものでしょうか。

その人にとっては当たり前であるものの、他人にはまったく当たり前でないものを褒められると褒められている気がしないのです。

自分にとっては当たり前。この人何を言っているんだろう?という状態に陥ります。

 

2.自分の理想としない姿を褒められた

褒められているのに褒められていないと感じる2つ目の理由は、自分の理想としない姿を褒められたからです。

上記の言葉に対してあまり褒められた感じがしない。むしろバカにされたように受け取ってしまうのは、これが要因だと思われます。

 

私の場合は、昔から怒られるのがいやだったため、親や先生の顔色を伺いながら過ごしてきました。また、勉強できる生徒だと先生も怒りにくいだろうと思い、小学生時代を中心に勉強に力を入れてきました。(どんだけ怒られるのいやなんだ笑)

そのため、周りからまじめと言われることが多かったのです。

まじめにしてれば怒られることはありませんから。

 

しかし、成長していくにつれて先生に怒られるとか関係なくふざけて笑いをとったり、注目される他の人に対して憧れが出てきたのでしょう。

また、成長すれば自分も大人になりますし、高校生くらいになればもう大人なため怒られる人はほとんどいませんでした。

そうなってくると自分の個性がなくなっていく気がしてきて、「まじめ」とかいう面白みもなく、自分にとって当たり前のことなんて褒められても褒められてる気なんてしないし、バカにされてるのか?と勘繰ってしまうようです。

幼き日から身に着いている性向はどうしようもないのかもしれません。

いまだにおもしろい人間に憧れます。

 

褒められてるのだから素直に受け取れ!それが楽で幸せさ

褒められていることに対して無駄に勘繰ってしまっても真相はわかりませんし、疲れるだけです。それならそのまま素直に受け取ってしまうほうが楽で幸せです。

最近は、この考え方を自分に言い聞かせてみて、無駄に考えるのをやめようとしています。

ふとしたときに思い出し、言い聞かせながら理想の自分に近づけていきたいです!

 

自分と同じように感じる人がいれば、それは理想の自分を見つけるチャンスなのかもしれません。

自分の理想に近づけるように努力しつつ、いやな気分になってしまわないようにそのままの意味で受け取ってみてください。